自立心が芽生える 全寮制高校
黄柳野高校には男子寮4つ、女子寮1つの合計5つの寮があり、それぞれの寮で約20人の生徒が共同生活を送っています。寮生活を通して育まれていくのは自立心と協調性。仲間との共同生活によって人と人の関わり方を学び、生きていくために必要な生活力が身についていきます。それぞれの寮には寮担任がいるので困ったことがあればしっかりフォローしますが、基本的には上級生の寮長・副寮長を中心に、生徒が主体となって寮の運営を行っています。寮の生活の安全と安心を自分たちで確保することをめざし、議論することで、主体性や社会性が備わっていきます。
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約6割の生徒が 不登校の経験者
黄柳野高校は学校に通えなくなってしまった不登校の中学生や高校生の支援に力を入れています。実際に黄柳野高校の生徒の約6割は不登校の経験者。生徒に再チャレンジの機会をつくり、学びを提供していくのが黄柳野高校の役割だと考えています。入学者選考には一般入試・推薦入試・転編入試の3つがあり、それぞれに合った方法を選んで受験することができますが、いずれの選考も学力だけで合否を判断することはありません。推薦入試は不登校の生徒も対象にしたユニークな内容で実施しています。
転校を考えている方への転編入試
黄柳野高校には年度途中からでも入学できる、転入・編入制度があります。「高校に進学したけど、自分には合わず転校を考えている」「やむなく高校を退学したけど、やっぱり高校に通いたい」という方は、黄柳野高校でやり直してみませんか。転入・編入は全学年で受け入れを行っています。転編入試は年間を通して行っているため「転校しよう」という気持ちが固まった段階で受験することが可能。転入・編入いずれも4月から12月まで毎月1回選考を行っていますが、3年生のみ4月から7月までとなります。
転編入試選考スケジュール
発達障害や 学習障害の支援
黄柳野高校では発達障害や学習障害を「障害」ではなく「個性」として、サポートを行っています。発達障害は一人一人違った特徴があり、周囲の状況に応じた対応が出来ないと言う特徴を持っています。教科学習では少人数クラス、到達度別クラスで授業を行い、それぞれのペースでわかるところから学ぶことができます。周りと比較せず、自分自身を見つめ個性を尊重し、得意分野を伸ばすことで、大学・専門学校・就職・職業訓練校など進路の可能性が広がっていきます。また、悩みを抱える生徒のことは生徒相談室のコーディネーターがサポートします。ときには生徒と臨床心理士（4名）、精神科医（1名）をつなぎ、保護者のみなさんの相談にも対応しています。
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