卒業後の進路After graduation

卒業後のサポート

 黄柳野高校では、卒業後も進路のサポートをするために追跡調査を実施しています。
卒業時に進路が決定できなかった生徒への進路指導だけでなく、卒業後、進路変更を希望する場合にも対応しています。
進路先での様々な悩みについては、卒業後であっても、本校の相談室でのカウンセリングを利用することができます。

卒業生・家族の声

卒業生の声

太田 美憂(2013年度卒業)

 私は小さいころから本が好きで図書館に勤めたいと思っていました。黄柳野高校で図書館司書という国家資格があることを知りました。そして私はこの春、黄柳野高校を卒業し、愛知学泉短期大学の学生になりました。短大生になったことで自信も芽生え、自分一人で生活してみようと一人暮らしを始めました。そして自分の時間をもっと有効に使いたいと思いアルバイトも始めました。忙しいけれど充実した日々を送っています。大学では自分で選んだ講義を受け、図書館司書という夢に向かい毎日頑張っています。高校生のころとは違い、専門課程を勉強するこの学科では同じ夢に向かって頑張っている友達にもたくさん出会うことができました。その友人たちと「必ず一緒に図書館司書の資格を取って卒業しようね」と約束しています。私の夢への挑戦はまだ始まったばかりですが、黄柳野高校で過ごした経験を生かして、これからの残り1年を無駄にしないように頑張っていきたいと思います。

大野 若葉(2013年度卒業)

 私は黄柳野高校へ入学したころは大学進学を諦めていました。しかし、多くの仲間と出会いコミュニケーションを深めていくうちに、小・中学校の時に「嫌な思い」をした仲間がたくさんいることを知りました。そのことがきっかけで教育の現場で子どもたちが安心して過ごせる環境を作りたいと思うようになり、小学校の教師を目指そうと決心しました。黄柳野高校で見つけた私の目標、その夢に向けてたくさん勉強しなければなりません。普段の授業では学習しないことも受験では必要でした。挫折しそうな時もありましたが多くの先生に支えられ、たくさんの仲間に励まされて無事、常葉大学の初等教育学部に合格できました。勉強は大変ですが、しっかりと勉強し自分の目指す教育者になりたいと思います。皆さんも黄柳野高校で自分の夢を見つけ、その夢に向かって走り出してください。黄柳野高校はきっとみなさんを全力で応援してくれます。

家族の声

兄は通信制高校を、弟は黄柳野高校へ「通信制高校」を選択し、卒業した兄

 彼は小学校の時からADDの症状が顕著で、静かに授業を受けることが難しく、中学では学習についていけなくなり別室登校になりました。しかし理解のある友達にも恵まれ毎日登校することができました。
 彼の進路決定には大変苦労しました。本人は地元の普通高校に通いたいと希望していましたが彼の学力では難しい、もし入試に受かったとしても高校生活を続けることは無理なことはわかっていました。中学の先生からは通信制や寮のある学校を紹介されましたが、本人が寮は嫌がったので省きました。その中にはもちろん黄柳野高校も含まれていたのですが見学もしないで除いてしまったことが今でも悔やまれます。
 通信では広域通信制高校が増えてきた時期でもあり、何校か見学に行き、学習センターで個人指導をしてくれるという広域通信制高校を見つけ、本人も納得して入学することにしました。教科書やDVDが郵送され入学ガイダンスでレポートが配られました。自宅でレポート、月2回以上の学習センターでのスクーリング。本人も始めはやる気を見せたものの内容がよく理解できずほとんどできなくなりました。「自宅で勉強する」ということはかなり難しいことで、親がそばでずっとついてやる事も不可能です。そこでスクーリングの時に学習センターで先生に見てもらいながらレポートをやる方法をとることにしました。月2回~4回、バスと電車で3時間以上かけて学習センターへ行き、最終のバスに間に合う時間まで学習センターでの学習。これで何とかレポートは出せるようにはなりましたが先生との関係がうまく持てず、指導を無視してばかりで再テストが重なりました。何とか進級はさせてくれたもののギリギリの状態でした。そんな彼の高校生活は同年代との関わりがほとんどありません。学習センターには生徒が何人か来ていましたが毎回違うメンバー。体育のスクーリングでボウリングに行った時も登山に行った時も言葉を交わすきっかけもつかめず友達はできませんでした。
 高校での3年間、彼は叔母のペンションでアルバイトを続けました。身内ということもあり丁寧に根気よく指導してくれたおかげで、仕事もスムーズにこなせるようになりました。働くことの大切さを身を持って知ったようで「仕事はしなきゃ」と意欲的でした。そんな彼でしたので卒業後は就職を希望していました。しかし成績が悪かったため学校の支援は一切受けられませんでした。求人票さえ見せてもらえなかったのです。先の見通しがつかないまま卒業証書だけをもらい卒業しました。
 4月になったら職安へ行こうと話していた時、地元の企業の方から「ぜひうちに来て欲しい」とのお話がありました。本人も仕事内容に興味をもち、お受けすることになりました。会社の方には、人より物事を理解するのがとても遅いこと、他人との関わり方が分かりにくいことなどを伝えました。
親の願いはただひとつ、彼が一人で生きていくことができる力を身に着けること。今後、今の仕事を続けることが果たしてその力を身に着ける手段であるかどうか。いまだに親も模索している状態です。
 「お兄ちゃんも無理にでも黄柳野高校に行かせれば良かったね」夫婦の会話の中にこの言葉が出ます。兄と弟では持っている特性も考え方も違うので必ずしも弟のような訳にはいかないかもしれませんが、ケンカをしながらでも自分の気持ちをぶつけ合う仲間の中で得ていく経験は必ず何かを掴むことができると思います。人は人の中でしか育たない、人との関係でつまずいたものは人との関係でしか修復できない。一人ひとりを決して見捨てない黄柳野高校の支援が子どもの成長の大きな助けとなります。親としても黄柳野高校と深く関わっていく中で改めて強く感じています。今となってはどうしようもありませんが、弟は「黄柳野高校に入れて本当に良かった」、兄は「黄柳野高校に入れなくて失敗した」という思いが捨てきれません。

黄柳野高校に入学した弟

 黄柳野高校に入る前の次男は生まれた時から少人数の同級生の中で育ち、少人数であるがゆえの友人とのトラブル、それに対する教師の心無い言葉に逃げ場のない気持ちをどうしようもなくなっていました。
 問題行動が続き、中学校での登校を止められ、病院を受診するように言われ、それからは自傷を繰り返し、自宅の障子や襖はボロボロになりました。そして学校に行けなくなってしまいました。
 中学卒業を前に高校探しが始まりました。彼の学力を考えると行ける所は限られています。しかし不仲だった兄との関係を考えてか家を出たい希望があったため寮のある学校を探しました。インターネットでの情報は各学校、良いことも悪いこともたくさんありましたが、実際に見て彼が決められることが一番だと思いました。
 夏休みの時期、まず三重県の学校に見学に行きました。きれいな校舎。立派な設備。制服も格好良く、在校生も礼儀正しい。寮は大きな広間に自分のベッドと机のスペースが整然と並び、すべてが見渡せる状態。しかし帰宅した後、なんだか浮かない顔で自室へこもったため、ここは彼には向かないのかと思いました。
 次に黄柳野高校のオープンキャンパスに参加しました。車で向かう中、山が近く、のどかな田畑風景。自宅に近い環境に彼は目を見開きました。そして小高い山の上の学校に到着。車を降りたところに「ようきたね」の看板。それを見て彼は「ここなら俺の居場所がありそうだ」と一言つぶやきました。正直、親元を離れての生活に親の方が不安でした。しかし彼にとって、今までの自分をまったく知らない人たちの中で新しい生活をし、自分の居場所を作りたかったのだと思います。ここを選んだ彼の意思を信じて、学校の先生方を信じて送り出しました。
 入学後、今まで触れ合ったことのない人たちの中で「どうしよう」と電話をかけてきました。田舎育ちの彼にとってはかなりのカルチャーショックだったようです。それでもそんな思いも乗り越え、黄柳野生活を続けていきました。
そして今年3年生。黄柳野での生活のなかでの人とのつながりを経験し、自分の役目もこなし、卒業後の進路を見出すまでに成長しました。
 担任の先生からは『校庭中庭のホームルーム小農園でキュウリ、ナス、トマトの栽培にリーダーとして精を出しているとのことです。農家出身の彼は卒業後、農業大学へ進学し「有機栽培、廃材を利用してのエコ農業」の研究をしたいと話しているそうです。生きる存在としての気力を高めるため、昨年の富士登山につづき今年も挑戦したいと決意を語ってくれました。ここには「自分の生き方に厚みを付けたい」との思いが込められているように感じられました』と。
 もちろん嫌なことや辛い経験もしたと思います。しかし一緒に過ごす友人や、学校スタッフとの関わりがあったからこそ今の彼があるのだと思います。残り1年、大いに黄柳野ライフを楽しんで未来にむかって行って欲しいと思います。

過去の主な進学先

大学・短期大学

愛知産業大学,愛知学院大学,愛知文教大学,愛知東邦大学,朝日大学,跡見女子大学,桜花大学,大阪経済法科学大学,大阪人間科学大学,大阪体育大学,関西福祉大学,関東学院大学,金沢工業大学,吉備国際大学,岐阜経済大学,岐阜聖徳大学,京都精華大学,京都造形芸術大学,慶応義塾大学,健康科学大学,高知工科大学,駒沢大学,四国大学,静岡芸術文化大学,静岡県立大学,静岡英和大学,淑徳大学,城西国際大学,聖徳大学,杉野服飾大学,聖学院大学,相愛大学,第一経済大学,第一福祉大学,大東文化大学,大同大学,中京大学,中部学院大学,中部大学,東亜大学,東海学院大学,東海大学,東京工科大学,東京電機大学,東京農業大学,東京福祉大学,東京理科大学,東洋学園大学,東洋大学,徳島文理大学,常葉大学,長野大学,名古屋経済大学,名古屋芸術大学,名古屋商科大学,奈良産業大学,日本福祉大学,人間環境大学,阪南大学,東大阪大学,兵庫県立農業大学,文化女子大学,仏教大学,別府大学,法政大学,北陸大学,平安女学院大学,松本大学,明治大学,山梨学院大学,立正大学,立命館大学,愛知学泉短期大学,愛知文教女子短期大学,愛知みずほ大短期大学,一宮女子短期大学,大阪芸術大学短期大学部,大谷大学短期大学部,岡崎国際短期大学,岡崎女子短期大学,関西外国語大学短期大学部,吉備国際大学短期大学部,近畿大学豊岡短期大学,京都外国語大学短期大学部,京都文京短期大学,滋賀文教短期大学,静岡県立農業大学校,聖徳大学短期大学部,新西大学女子短期大学,専修大学北海道短期大学,高山短期大学,千葉経済大短期大学,中京短期大学,中日本自動車短期大学,名古屋産業短期大学,名古屋短期大学,名古屋文理短期大学,文化女子短期大学

専門学校

愛知医療秘書福祉専門学校,愛知福祉学院専門学校,ESPミュージカルアカデミー,大阪コミュニケーションアート専門学校,大阪情報コンピュータ学院,大阪総合デザイン専門学校,大阪福祉専門学校,大原簿記専門学校,木田部医師会準看護学院,京都食品衛生専門学校,京都製菓専門学校,京都伝統工芸専門学校,九州中央リハビリーテーション学院,群馬県立太田産業技術専門校,神戸デザイナー学院,コンピュータ総合学園HAL,コンピュータ日本学院専門学校,田原福祉専門学校,辻調理師専門学校,中部美容専門学校,東海調理製菓専門学校,東京アナウンス学院,東京情報ビジネス専門学校,東京デザイナー学院,東京法律専門学校,トライデントデザイン専門学院,トライデントホテルサービス専門学院,名古屋観光専門学校,名古屋工学院,名古屋コミュニケーションアート専門学校,名古屋スクールオブミュージック,名古屋造形デザイン専門学校,名古屋ビジュアルアーツ,名古屋ファッション専門学校,名古屋フラワー学院,名古屋保育福祉専門学校,名古屋モード学園,日産自動車大学校,日本菓子専門学校,日本航空専門学校,日本デザイナー芸術学院,日本福祉教育専門学校,服部栄養専門学校,ハリウッド美容専門学校,バンタンデザイン研究所,福岡デザイン専門学校,ホンダ関西自動車専門学校,横浜保育専門学校,代々木アニメーション学院